やっと下書きが完成。
個人的なhow-to、
専門的な学校に通ってたわけでもない、
特別デッサンがうまいわけでもない素人の技法のひとつ、how-toです。
基本的に私も簡単に(棒人間のような)あたりをとって、
その上にキャラクター・服を書き始めたりするのですが…
―― なんだか体のデッサンがおかしいぞ?
―― あおり、ふかんがおかしいぞ??
ってときは、一度服を剥いて全裸・もしくは下着をつけた状態を描くようにしています。
どうしても大雑把なあたりに服を着た状態で描き始めると、
着ぶくれしていると表現していいのか…
関節がわかりにくかったり、
体のラインが分かりにくかったりするので、
服の上からでも自分自身が確認・納得させるためにもボディラインを上書きします。
特別難しいポーズや全身図なんかは、
下書きの時点で全裸。
ペン入れで直接服を書き入れることもあったり。
結局服を描いた後にボディラインを書き足しても、
デッサンがもともと苦手なら服に合わせたボディラインになって意味がないのではと思うこともありますが、
100%のデッサンじゃなくていいじゃないですか。
リアルな人間を描くわけじゃないのですから、
二次元の世界の、キャラクターを描くのですから、
多少崩れたっていいじゃないですか。
それも一つの個性、味なんですから。
そう自分に言い聞かせることもあります。
体のラインを書き足すことで、服のしわの方向が分かったり、
自分が狂ったデッサンでもこれで正解だ!と納得できるなら、それでいいじゃないかという持論です。
そこで納得できないなら、描きなおすのです。
描きなおしても思い通りにならないときは、納得できないときは、素直に何度も何度も書き直します。
どうしても描けないときは、今の自分のレベルでは描けないものだとあきらめて自分の身の丈のものに構図を変えます。
経験値をあげてから、レベルアップしてからまたチャレンジします。
RPGと一緒です。
なによりこのhow-toで伝えたいのが、
デッサンがうまくなるようにとか、
そういう大それたことが言いたいわけではないのです。
服の上からボディラインを描き足したり、
下着を書き足したりすると、
すごくテンションが上がります。
こんなシリアスなシーンなのに、こんなすけべな下着をつけてるんだとか。
こんな顔や体躯なのに、実は○○なんだとか。
完成したときに消してしまうので、完全に描いてる自分が楽しいだけのことではありますが、
楽しくお絵かきできるのが一番なので創作・二次創作に限らずそういう個人的な楽しみ方もいいのではないかと思います。
今日の画像はそんなhow-toが詰まった一枚です。
(お尻がちらっと見えたり、腰のラインやむちむちめな太ももが好きです。)