私の作品の作り方は、
まず、山場になるシーンが頭に浮かびます。
そこから物語や出来事を肉付けしていく感じで。
大まかに出来事が決まったらそれを文字としてプロットに書きはじめ、
ネームに入り、
下書きに入り、
ペン入れに入る…
そういう順番なのですが、
今まではほとんど自分で最初から最後まで。
ネーム以降はときどき、友人や兄弟に見てもらって意見を頂いたり。
一応ネームは人物の姿や、コマワリセリフが決まっている状態です。
ですがその一歩手前のプロットを人に見てもらうことはほとんどなく、
プロット=文章で頭の中を伝えるのは難しいものです。
それでもできる限り絵に置き換えて、
重要な部分だけ色を変えた文章、
備考的な見せたいシーンやポイントに色を付けて…
自分なりになんとか、
なんとか伝わるようにとプロット綴り、
担当さんに見て頂くことにしました。
本当に編集者としての普段のお仕事の中、
素人の作品に目をかけてくださったんだなぁと感謝しかなくて…!
自分では気づけない、
物語や設定の矛盾や、
良いところも悪いところも教えてもらいました。
なるほど!
確かに言われれば…!
頷くばかりでした。
出張編集部との違いは文章でのやり取りだったので、
自分のできる限り伝えたいことを伝えられること、
編集さんの言葉が文字としてちゃんと残るので読み返したときに
もう一度自分に問いかけたり頭に残せるのがありがたいなと思いました。
(主張編集部では自分でメモを取ることになるんですが、
だいたいのたくった文字が読めなかったり、
順を追って記録していないのでイマイチ取り留めのないことになってしまってるんですよね…笑
自分の記憶だけが頼りだったりします)
以前のブログにも書きましたが、
過去に返信が来ないまま終わった編集部もあったので
今回返信を頂けたことが本当に安心感や、嬉しさや、感謝、やる気に繋がっています。
この感謝の気持ちは作品を完成させることで返せるものだと思うので、
今日からの約一か月後の締め切りに向けて描き始めようと思います。
さて、
この矛盾が生じる設定をどう作品に練りこむか、
作品から何を削るか。
あ、あと今回クリスタで、
ネーム前のネームを切るため(プロットとネームの間にワンクッション)のテンプレートをお借りしました。
ネームテンプレートも素材としてあるんですね…
メモ書きできるので便利。
ありがたくお借りしています。